米津玄師×宇多田ヒカル「JANE DOE」はなぜ生まれた?J-POP史上最強コラボの真相

コンサートのステージでグランドピアノを演奏するミュージシャン 音楽
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米津珄師と宇多田ヒカルによるコラボ楽曲「JANE DOE」が、2025年9月22日のデジタル配信開始直後からSNSを席巻した。YouTubeの国内トレンドで9日連結1位を記録し、1億ストリーミング再生を突破した。

「断られ続けたコラボ」が成立した理由

宇多田ヒカルは長年、他アーティストとのコラボに慎重な姿勢をとってきた。対談の中で宇多田は「米津くんの作る曲には、言葉が先に来ないんです。メロディと言葉が同時に生まれてくる感じがあって、それが私の作り方とすごく近かった」と語っている。米津側も「この曲は宇多田さん以外に考えられなかった」と振り返る。

チェンソーマン レゼ笴との深い連動

「JANE DOE」は劇場版アニメ「チェンソーマン レゼ笴」のエンディングテーマとして書き下ろされた。英語で「身元不明の人物」を意味する「JANE DOE」というタイトルはそのまま彼女の本質を指す。米津は「コラボ相手が歌う必然性を楽曲に埋め込みたかった」と説明する。

両A面のもう一曲「IRIS OUT」が語るもう一つの顔

CDシングルは9月24日発売の「IRIS OUT / JANE DOE」という両A面形式だ。「IRIS OUT」は同作のオープニングテーマで、リズムが複雑に絡み合い歌詞も断片的に展開する。宇多田は「この曲を聴いたとき、もう一度やりたいと思った」と発言している。

「平成の奇跡」と呼ばれる理由

宇多田ヒカルは1998年にAutomaticでデビューしJ-POPを塗り替えた存在、米津珄師は2012年前後にボカロPとして台頭した存在だ。異なるルートで時代の音楽を作り続けてきた2人が、2025年に同じ楽曲で初めて交差した。べひ「JANE DOE」を、できれば「IRIS OUT」と続けて聴いてほしい。

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