2025年6月、ジョングクが除隊した瞬間、SNSは爆発した。「7人揃った」——BTS全メンバーの兵役完了を告げるその言葉が、世界中のARMYから数千万回リポストされた。約4年ぶりの完全体カムバックは、単なるアイドルグループの再集結ではない。国家の義務を果たし、それでも解散せず戻ってきた7人の再会は、それだけでひとつの大きなドラマだ。
全メンバーの除隊タイムライン——誰がいつ戻ってきたか
BTSの兵役は2022年12月、リーダーのRMとジンが入隊を発表したことで始まった。以降メンバーが順次入隊し、K-POPグループとしては異例の「全員兵役」という決断を実行した。
最初に除隊したのはジン(2024年6月)。入隊からおよそ1年半で戻ってきた彼を迎えたファンの反応は凄まじく、空港・軍部隊周辺には何千人ものARMYが集まった。続いてj-hope(2024年10月)、RMとV(2024年11月)、SUGA(2024年11月)、ジミン(2025年1月)が次々と除隊。そして2025年6月、最後のメンバー・ジョングクが除隊し、約2年半にわたる兵役期間にようやく幕が閉じた。
SUGA は兵役中の2023年に自転車事故により肩を手術しており、社会服務要員(公益勤務)として服務した。一部では批判的な見方もあったが、本人は「担当医の判断に従った」と説明している。
ソロ活動で磨いた個性——4年間でメンバーは何をしていたか
兵役以前の活動休止期間(2022年〜)から除隊後にかけて、各メンバーはソロとして精力的に動いた。ジンはアイドル復帰前に「The Astronaut」でソロデビューし、除隊後も積極的に活動を再開。j-hopeは米国コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバルにソロとして出演し、ヘッドライナーに迫る存在感を示した。
SUGAは「Agust D」名義でワールドツアーを実施。ジミンは「FACE」でBillboard Hot 100首位を獲得し、韓国ソロアーティストとして史上初の快挙を達成した。Vはソロアルバム「Layover」でジャジーなサウンドを披露し、音楽的幅広さをアピール。ジョングクは「Seven」がSpotifyで単週最多再生記録を更新するなど、世界的なヒットを連発した。
これだけのソロ実績を積んだ7人が再集結するとなれば、グループとしての音楽の深みは以前とは比べ物にならないレベルになっているはずだ。
新アルバムの展望——「成熟したBTS」が作る音楽とは
2022年6月のアルバム「Proof」(アンソロジーアルバム)以来、グループとしての本格的なスタジオ作品を発表していないBTS。2026年内のフルアルバムリリースが進行中とされており、ファンの期待は最高潮に達している。
各メディアが「成熟したサウンド」というキーワードで語るように、20代中盤から30代に差し掛かったメンバーたちが、兵役という人生の転換点を経て作る楽曲は、これまでとは異質なものになるとみられている。「Butter」「Dynamite」のような爆発的なポップソングから、「Black Swan」「Telepathy」のような内省的なアプローチまで、幅広い表現ができるグループだけに、どの方向性で来るかも注目点のひとつだ。
過去実績として、BTSのアルバムはリリースのたびにBillboard 200首位を獲得しており、「Map of the Soul: 7」(2020年)では初週に422,000枚以上の売上を記録している。新アルバムもチャートを席巻することはほぼ間違いないだろう。
ワールドツアー——日本公演はあるのか
アルバムリリースと連動したワールドツアーの計画も進んでいるとされる。2019年に予定されていた「Map of the Soul Tour」が新型コロナウイルスの影響でキャンセルになった経緯があり、日本ARMYにとっては「今度こそ」という思いが特に強い。
BTSの日本でのコンサート実績は圧倒的だ。2019年の「BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’ [THE FINAL]」では東京ドームを4日間満員にし、総動員数は約20万人に達した。ツアーが実施されれば日本が外れることは考えにくく、東京ドーム・京セラドームあるいは大阪城ホールなど大型会場での開催が予想される。
チケット争奪戦への備えは今から始めるべきだ。BTSのWEVERSE(公式ファンコミュニティ)に登録しておくことが、先行情報を得るための最短ルートになる。また、BTSジャパン公式ファンクラブ「ARMY JAPAN」への加入も先行販売への近道だ。
K-POP市場への影響——4年間で何が変わったか
BTSが兵役に就いていた4年間、K-POP市場はSTRAY KIDS、aespa、NewJeans、LE SSERAFIMなどの次世代アーティストが牽引し、急速に多様化が進んだ。Spotifyのグローバルチャートに複数のK-POPアーティストがランクインすることは、もはや珍しくない時代になった。
そこにBTSが完全体で戻ってくる。Spotifyのストリーミング累計で「Butter」は10億回以上、「Dynamite」も15億回以上を記録している。Billboardチャートを複数回制覇した実績は4年のブランクでも色あせていない。むしろ各メンバーがソロ活動で世界的な認知度をさらに高めた状態でのカムバックは、過去最大の規模になる可能性もある。
日本ARMYが今すぐやるべきこと
公式情報はBTS公式サイトおよびWEVERSEに集約されている。SNSでは非公式情報も飛び交いやすいため、一次情報を直接確認する習慣をつけておきたい。WEVERSEではメンバーの投稿やライブ配信もリアルタイムで追えるため、カムバック前の動向を追うには欠かせないツールだ。
日本語対応のファンサイトや情報アカウントもフォローしておくと、ツアー日程・チケット情報などを素早くキャッチできる。4年越しの再会を、最高の状態で迎えるための準備を今から始めよう。


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