「ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン」がNetflixにて独占配信スタートした。第7部の幕開けとなる1st STAGE(47分)は、13年続いたジョジョアニメの集大成――「スティール・ボール・ラン」がなぜ今最も熱いのかを徹底解説する。
第1部から続いてきた血の系譜、しかしSBRは”別物”だ
2012年に始まったジョジョアニメシリーズは、第1部「ファントムブラッド」から数えて13年以上続いてきた。荒木飛呂彦先生が生み出したジョースター家の物語――DIOとの因縁、スタンドバトル、DIOの息子たちとの戦いを経て、シリーズは第7部「スティール・ボール・ラン」へと到達した。
しかし、SBRを「続き」として捉えるのは少々危険だ。第6部「ストーンオーシャン」の結末でシリーズは一度リセットされ、第7部からは「パラレルワールド」が始まる。主人公はジョニィ・ジョースター(声:坂田将吾)。落馬事故で下半身不随となったかつての騎手で、物語の舞台も雰囲気もガラリと変わる。
なぜ47分なのか――Netflix独占配信が生んだ”映画的導入”
1st STAGEが47分という尺は「本作の世界観と登場人物を充分に描くための選択」だ。19世紀末のアメリカを舞台にした大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」――全長約6,000kmを騎手たちが馬で駆け抜ける壮大なレースの開幕を24分に押し込めば、どこかが犠牲になる。ジョニィとジャイロ(声:阿座上洋平)の出会い、レースの全容、「聖なる遺体」という謎の存在――これらを丁寧に描くための47分だ。
シリーズ構成は小林靖子が担当。「進撃の巨人」「ジョジョ第5部」などを手掛けた脚本家で、SBRの複雑なプロット(謎の遺体、レース、スタンドバトル、政治的陰謀が絡み合う)を整理するには最適の人選だ。
ジャイロ・ツェペリという相棒――SBRが愛される理由
ジョジョシリーズにおけるジャイロ・ツェペリの存在は別格だ。ナポリ出身のエグゼキューションナー(死刑執行人)で、祖国の無実の少年を救うためにレースに参加する。「鉄球(スチールボール)」と「回転エネルギー(Spin)」を操る彼は、後半になるほど化け物じみた強さを発揮する。
声を担当する阿座上洋平は「薬屋のひとりごと」壬氏役でブレイクした今最も注目の声優だ。ジャイロというキャラクターへの期待は異様に高く、原作ファンの間では「ジャイロが好きすぎてSBRを何周もした」という声は珍しくない。
13年のジョジョアニメ史を振り返る
2012年の第1部から2021〜22年の第6部(Netflix配信)を経て、2026年ついに第7部が世界独占配信。第6部がNetflixのグローバルランキングに入った実績を持つジョジョシリーズは、今や世界規模のIPとなっている。SBRはその新たな高みを目指す。アニメ史における「聖なる遺体」争奪戦の行方を、世界中が見守っている。
まとめ
- 13年続いたジョジョアニメの集大成として、第7部SBRがついにアニメ化
- Netflix独占・1st STAGE47分という映画的クオリティへの期待
- 原作ファン最愛の「SBR」をアニメで体感できる絶好機
- 阿座上洋平(壬氏役)×坂田将吾の新コンビの化学反応に注目
- ジョジョ未経験者にも「別世界線の入り口」として楽しめる設計
第1話(1st STAGE)47分を、ぜひNetflixで体験してほしい。

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