「モンハンって難しそうで手が出せない」——そう感じていた人こそ、2026年3月13日発売のモンスターハンターストーリーズ3に注目してほしい。狩るのではなく、モンスターを育てて旅するこのRPGは、シリーズの常識を静かに塗り替えつつある。発売から紐18日、SNSやレビューサイトに広がる反応が、その手応えをはっきりと示し始めている。
本編とはまったく違う「もうひとつのモンハン」
モンスターハンターシリーズといえば、大型モンスターを狩猎するアクションゲームというイメージが強い。しかしストーリーズシリーズはそのイメージを180度ひっくり返す存在だ。プレイヤーは「ライダー」として、モンスターと絆を結び、共に旅をしていく。戦闘もアクションではなくコマンド選択式のターン制RPG。「剣をガチャガチャ振るのが苦手」という人でも、落ち着いて戦略を考えながら遥べる。ストーリーは完全に独立しており、モンハン未経験者でも楽しめる作りになっている。
Switch 2・PS5・PC——3プラットフォーム同時展開が意味するもの
モンスターハンターストーリーズ3はNintendo Switch 2、PlayStation 5、PCの3プラットフォームに対応している。これはカプコンが「より広い層に届けたい」という意図の表れでもある。Switch 2は家族層・ライト層へのリーチが強く、PS5はグラフィックを重視するゲーマーが集まる。Steamのレビューには「前作よりキャラクターの描写がリッチ」「ストーリーが泣ける」といった声がすでに届いており、グラフィック・ストーリー双方の進化が伝わってくる。
卵から育てる——モンスターへの感情移入が生まれる理由
ストーリーズシリーズ最大の特徴は「モンスターを育てる」ゲームデザインだ。卵から孵したモンスターに名前をつけ、一緒に戦い、能力を引き継いで強くしていく。ポケモンをイメージすると理解しやすい。この「感情移入が生まれる」仕組みが、従来のモンハンファン以外にも刺さっている。XやYouTubeでは女性プレイヤーによる実況プレイ動画が多数投稿されており、「こんなに可愛いとは思わなかった」「ストーリーで泣いた」という反応が目立つ。ハードコアなアクションゲームとは一線を画す感情移入体験——これがストーリーズシリーズの核心だ。
前作ストーリーズ2から何が変わったか
前作モンスターハンターストーリーズ2は2021年7月に発売され、Switch版とPC版のマルチ展開で高い評価を得た。今作では好評だったモンスターの遺伝子(ジーン)システムをさらに進化させつつ、グラフィックも大幅に向上。PS5版ではモンスターの毛並や炎・水のエフェクトが緦密に描写されると話題だ。前作をクリアしていなくても楽しめる独立したストーリーで、シリーズ初挑戦の層にも門戸を開いている。
「本編は難しい」と感じてきた人への答え
モンスターハンターワールド(2018年1月発売)や最新作モンスターハンターワイルズ(2025年2月発売)は、演出の豪華さと引き換えに操作難易度も上がっている。「モンハンの世界観は好きだけど本編は難しくて途中で読めた」という声は少なくない。ストーリーズ3は、そうした層への格好の受け皿となっている。コマンド式RPGならゆっくり状況を確認しながら遅べ、スキマ時間のプレイにも向いている。
モンスターを育て、旅をして、絆を深める。「狩るゲーム」とはまったく異なる体験が、シリーズの新しい扉を開いた。Switch 2を手に入れたばかりの人も、前作を感じたシリーズファンも、一度そのモンスターと旅に出てみてほしい。


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