予約できるのは2026年4月20日まで——。そんな締め切りが、20代後半〜30代女性のSNSで話題になっている。Zoffと「ふたりはプリキュア」の初コラボ、その本当の価値とは何か。
22年を経て、なぜ今「ふたりはプリキュア」なのか
2004年2月1日、テレビ朝日で放送が始まった『ふたりはプリキュア』。あれから22年が経つ。シリーズ最新作『名探偵プリキュア!』まで23作品が続く長寿シリーズだが、初代を視聴した子どもたちはとっくに社会人や親世代になっている。
その元キッズ世代に向けて、メガネブランドZoffがアプローチをかけた。2026年3月23日に発表、25日から予約受付開始された「Zoff|Precure」は、ふたりはプリキュアシリーズとの初のコラボレーションだ。これまでプリキュアのコラボグッズは数え切れないほど発売されてきたが、Zoffが手がける本格アイウェアとのコラボは今回が初めてとなる。
タイミングは偶然ではない。初代プリキュアで育った20代後半〜30代前半の世代は、今まさに「自分でお金を稼いで、好きなものに投資できる」年齢に差し掛かっている。ガチャガチャや文房具で満足していた子どもとは違う——彼女たちは、¥13,300のメガネを自分の判断で予約できる大人だ。
全4種、どれを選ぶか
ラインアップはメガネ4種。キュアブラック&メップルモデル、キュアホワイト&ミップルモデル、シャイニールミナス&ポルン&ルルンモデル、そしてプレミアムモデルの4種類だ。
プレミアムモデルはキュアブラックとキュアホワイト、ふたりの衣装をそれぞれ左右のつるにあしらったアシンメトリーデザイン。価格は¥15,500と他の3種より¥2,200高いが、特別なメガネポーチが付属する限定仕様だ。
「普段使い派」なら単キャラモデル(¥13,300)が自然にかけやすい。対して「コレクター魂を燃やしたい派」にはプレミアムモデルが刺さるはず。どれも共通して、キャラクターのつる先に妖精の顔がデザインされており、かけた瞬間に「この子と一緒にいる」感覚を演出してくれる。セットレンズ代込みで¥13,300は、Zoffのレギュラー商品帯とほぼ同等。「アニメグッズ」ではなく「ちゃんと使えるメガネ」として設計されている。
コラボグッズを「日常品」に昇華した意味
プリキュアのコラボグッズ市場は巨大だ。バッグ、文具、スイーツ、化粧品——あらゆるジャンルとのコラボが存在してきた。だがメガネというアイテムの特性は他と異なる。一日中顔につけるものだからこそ、デザインの完成度と実用性の両立が必要になる。
Zoffがこのコラボで示したのは、「好きなものと一緒に毎日を過ごせる」という価値観だ。「大人になってもプリキュアが好き」という気持ちと、「でも日常に溶け込むものが欲しい」という欲求。そのふたつを同時に叶えるプロダクトは、これまでほとんど存在しなかった。SNSでこの発表が反響を呼んだのは、そういう感情的な背景があるからだと思う。「これはグッズじゃなくてメガネだ」という安堵感、そして「ようやく来た」という長年の待望感。
予約は4月20日まで、試着できる店舗も全国5カ所
予約はWEB限定で、2026年4月20日(月)まで受け付けている。出荷は2026年10月下旬を予定しており、手元に届くのは半年以上先だ。
「実際にかけてみたい」という人のために、全国5店舗で試着コーナーが設置されている。Zoff池袋サンシャインシティ・アルパ店、ヤエチカ店(東京)、名古屋パルコ店、あべのキューズモール店(大阪)、京都河原町店の5カ所で、3月25日〜4月20日の期間中に体験できる。試着コーナー限定のトレーディングメガネ拭き(¥500)も販売されるため、近くに住んでいるなら立ち寄って損はない。
プリキュアシリーズは今年も続いている。でも「ふたりはプリキュア」は2004年、あの時しか存在しなかった。その記憶を、視力矯正に使えるメガネというかたちで毎日持ち歩ける——そんな選択肢を手に入れるためのタイムリミットは、4月20日だ。


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