2026年夏、シカゴのグラントパークに20万人が集まるLollapalooza。そのヘッドライナーに、K-POPアーティストがソロで初めて名を連ねた。その名はJENNIEだ。JENNIE——BLACKPINKのメンバーとして日本のファンにもおなじみのK-POPスターが今、ソロアーティストとして音楽史に新たな1ページを刷こうとしている。
グループの看板を超えた瞬間
BLACKPINKは2022年のLollapalooza Paris公演でヘッドライナーを務めたことがある。しかしそれはグループとしての話だ。今回、JENNIEがCharli XCXやSZAといったグローバルスターと肩を並べてヘッドライナーの座を得たのは、K-POP女性ソロアーティストとして史上初の快挙とされている。
2025年3月にリリースされたファーストソロアルバム『Ruby』は、国際チャートでも上位に食い込み、収録曲「like JENNIE」はリリース直後から記録的なストリーミング再生を叩き出した。K-POPグループのメンバーがソロで欧米チャートに食い込むケースは増えてきたが、フェスのヘッドライナーというステージに立つまでのスピードは別格だ。
「Lollapalooza」って何がすごいの?
Lollapalooza(ロラパルーザ)は、1991年から米シカゴで開催されている野外音楽フェスティバル。毎年7月下旬に4日間にわたって開催され、延べ動員は40万人を超える。過去のヘッドライナーにはビヨンセ、ポール・マッカートニー、レディー・ガガなど「世界の頂点」と呼べる名前が並ぶ。そのステージに、K-POP女性ソロアーティストとして初めて立つのがJENNIEだ。フェスに馴染みがない人でも、このラインナップが何を意味するかは伝わるはず——「K-POPが欧米音楽シーンのど真ん中に立った」という宣言に他ならない。
日本のファンには「Summer Sonic 2026」という特別な夜がある
見逃せないのが、2026年8月に開催されるSummer Sonicへの出演だ。東京・大阪で開催される日本最大規模の都市型フェスで、JENNIEがヘッドライナーとして登場することが発表されている。コンサートとはまた異なるフェスの空気感の中で、JENNIEのステージを体感できる機会は貴重だ。
ソロだから見えた「本当のJENNIE」
BLACKPINKとしての活動休止期間を経て、JENNIEは2024年に自身のレーベルODDATELIERを設立。アルバム『Ruby』のプロデュースにはPeggy GouやTame Impala(テーム・インパラ)のケビン・パーカーが参加し、ジャンルの壁を超えたサウンドが世界中のリスナーを駅かせた。グループ活動では「クールなビジュアル担当」という印象が先行しがちだった彼女が、実はこれほど多彩な音楽的センスを持っていたとは——そのギャップこそが、世界のフェスが彼女を選んだ最大の理由かもしれない。
2026年夏、世界のフェスシーンはJENNIEを中心に動く。まだアルバム『Ruby』を聴いていないなら、今すぐ再生してみてほしい。あのステージに立つ理由が、きっと聴こえてくるはずだ。


コメント