IVEのBANG BANGがPAK達成!ウエスタン×EDMという異色サウンドがK-POPを塗り替えた理由

IVE BANG BANG - Photo by RDNE Stock project via Pexels K-POP・韓流
Photo by RDNE Stock project via Pexels

ウエスタンギターのリフが鳴り響いた瞬間、K-POPファンたちは「これは何かが違う」と直感したはずだ。2026年1月、IVEの新曲「BANG BANG」がリリースされるや、Melon・Genie・FLOをはじめとする韓国主要音楽チャートを軒並み制覇。いわゆる「PAK(Perfect All-kill)」——全チャート同時1位という偉業を、今年最初のガールズグループとして達成した。

PAKとは韓国国内の主要音楽ストリーミングチャートすべてでリアルタイム1位を獲得した状態を指す。それぞれ利用者層や音楽の好みが異なるプラットフォームを一斉に制するため、実力派アーティストでも達成が難しい。BTSやNewJeansといった超大手のみが名を連ねていたこのリストに、IVEが新たに刻み込まれた。

「BANG BANG」が特異なのは、そのサウンドデザインだ。ウエスタン映画を思わせるギターとハーモニカのイントロに、ベースヘビーなEDMビートが重なり、さらにブラスセクションが加わる。Starship Entertainmentのサウンドチームは、あえて「K-POPらしくない音」でIVEの新章を宣言したのだ。MVの再生回数は公開から72時間で4800万回を突破し、コメント欄には「これK-POP?映画のサントラ?」という声が世界中の言語で並んだ。

IVEは2021年12月のデビュー時から日本人メンバー・Rei(本名:中島令)が在籍し、日本ファンとの架け橋となってきた。「BANG BANG」でもReiのブリッジパートの独特な声質がサウンドに奥行きを与え、SNSでは「Reiのハスキーな声がウエスタン感に完璧にハマってる」という分析が拡散した。センターのチャン・ウォニョンはカリスマ性でビジュアルを牽引し、アン・ユジンはダンスと表情で楽曲の物語を体現する。6人それぞれの個性の掛け算が、この楽曲の完成度を高めている。

デビュー曲「ELEVEN」の透明感あるポップから「LOVE DIVE」のシックなムード、「After LIKE」のディスコリバイバル、「I AM」の壮大なアンセムと、IVEは毎シングルで音楽的チャレンジを続けてきた。ミニアルバム「REVIVE+」に収録された「BANG BANG」は、「タフでユーモラス」という新しいIVE像を提示している。PAK達成はその挑戦への、マーケットからの明確な答えだ。まだ「BANG BANG」を聴いていないなら、ぜひMVから体験してほしい。ウエスタン映画のようなイントロが鳴り出した瞬間、きっとスマホを置けなくなる。

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