堂本剛と.ENDRECHERI.はどう違う?ドラマ主題歌「super special love」から知る、もう一つの顔

スタジオでドラムを演奏するミュージシャン 音楽
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ドラマを観ていたら、エンディングで妙に引っかかる曲が流れた。甘くてグルーヴィーで、なのになぜか切ない。調べてみると、歌っているのは堂本剛ではなく.ENDRECHERI.という名義だった——そんな体験をした人が2025年以降に急増している。

ABEMAドラマ「死ぬほど愛して」の主題歌「super special love」は、配信後じわじわと再生回数を伸ばし、ドラマファン以外にも波及した。この曲を入口に、.ENDRECHERI.という存在を初めて認識した人も多い。

KinKi Kidsの堂本剛が、なぜ別名義で活動するのか

KinKi Kidsとしての堂本剛は、王道のJ-POPを歌うアイドルだ。一方.ENDRECHERI.はファンク、ソウルを軸にした完全な別人格のアーティストとして機能している。ファンクとは1960〜70年代にアメリカで生まれた音楽ジャンルで、ベースやドラムが主導する強いグルーヴ感が特徴だ。プリンスやジェームス・ブラウンを愛聴してきた堂本剛が、この分野に深くのめり込んだ結果が.ENDRECHERI.という形になった。

「super special love」が生まれた背景

2025年2月26日リリースのミニアルバム「END RE」収録曲「super special love」は、甘いメロディと重厚なファンクサウンドが同居する楽曲だ。ドラマ「死ぬほど愛して」は成宮寛貴が約8年ぶりに俳優復帰を果たした作品として話題を集め、その主題歌として選ばれたことで一気に注目を浴びた。

アルバム「END RE」が示す音楽的成熟

「END RE」は全6曲構成で、タイトルはENDとRE(再生・再起)を掛け合わせた造語だ。収録曲はすべてオリジナルで、堂本剛本人が作詞・作曲・プロデュースを担当している。サウンドはファンクを基軸にしながらも、エレクトロの要素や繊細なストリングスが絡み、単純なファンクアルバムには収まらない複雑さを持つ。

知られざる堂本剛の音楽的深度

KinKi Kidsのシングルはデビューから47作連続でオリコン1位を獲得し、ギネス世界記録にも認定されている。2025年には全国9都市15公演のライブツアーREBORNが行われた。「super special love」はそんな.ENDRECHERI.の入口として、これ以上ないほど聴きやすい一曲だ。まずこの曲から聴き始め、気に入ったらアルバム「END RE」へ。さらに深みにはまるなら2018年の「ENSLAVED」や2020年の「to you」まで遡ると、堂本剛が音楽で何を追い求めてきたかが見えてくる。

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