嵐 5人のソロ活動全記録——休止5年間にそれぞれが歩んだ道と、2026年の別れ

嵐のコンサートステージ 音楽
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2026年5月31日、東京ドームで幕が下りた。嵐26年半の物語が、3時間・全33曲に詰め込まれ、最後の音が消えた瞬間——会場を埋めた約5万5000人は、しばらく動けなかったという。あの5人は、5年間の休止期間に何をしていたのか。そして「Five」という歌が伝えようとしたものは何だったのか。

5年間の休止、嵐は「消えた」のではなかった

2020年12月31日、「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」をもって嵐は活動を休止した。コロナ禍のさなか、無観客のカウントダウンライブで別れを告げた5人を見て、「これが本当に最後になるかもしれない」と感じたファンは少なくなかっただろう。

しかし休止は「終わり」ではなかった。5人はそれぞれの場所で、それぞれの形で輝き続けた。嵐というグループの名前は消えても、大野智・松本潤・二宮和也・相葉雅紀・櫻井翔という5人の個性は、むしろ鮮明になっていった。この5年間は「嵐のいない時代」ではなく、「5人がそれぞれ本気を出した時代」だったのかもしれない。

大野智——孤独を選んだリーダーの5年間

5人の中で最も謎めいた5年間を過ごしたのが、リーダーの大野智だ。活動休止後、彼は沖縄・宮古島を拠点に生活し、テレビからも、イベントからも、ほぼ完全に姿を消した。

2023年10月に都内で愛犬と散歩する姿が目撃されたとき、ひげを生やした別人のような風貌に、ファンは驚きと安堵が入り混じった感情を抱いたはずだ。さらに2024年11月には、両肩にタトゥーが入った写真も報じられた。

意図的に「嵐の大野智」から距離を置いた5年間。それはきっと、リーダーとして26年間背負ってきたものを、いったん全部下ろす時間だったのだろう。だからこそ、ラストライブで放った「嵐を26年間、守り切れて本当によかった」という言葉は、あれほどまでに重く、温かく響いた。

松本潤——大河ドラマから医療ドラマへ、俳優として深化した日々

松本潤は「俳優・松本潤」として、確実に階段を上り続けた。2023年にはNHK大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康を主演。2025年7月期には、TBS日曜劇場「19番目のカルテ」で医師役に挑み、初回視聴率世帯11.4%、最終回も11.0%と安定した数字を記録した。

嵐のブランドに頼ることなく、「松本潤」という俳優の看板で勝負する覚悟が、着実に結果として表れた5年間だった。

二宮和也——「ブラックペアン2」が証明した圧倒的な演技力

5人の中で最もドラマ的な「個人での大成功」を収めたのが、二宮和也かもしれない。2024年7〜9月放送のTBS日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」で、二宮は天才外科医・天城雪彦を再演。最終回の視聴率は世帯12.0%・個人7.1%と、2024年の日曜劇場枠でシーズン最高を記録した。

TVerのお気に入り登録は125万超に達し、台北・ソウルでファンミーティングが開催されるほどアジア全体が熱狂した。嵐としてではなく「二宮和也」という俳優ブランドが、確かに国際的に独り立ちした5年間だった。

相葉雅紀——バラエティの顔から、刑事ドラマの主役へ

相葉雅紀は、テレビ朝日「相葉マナブ」を継続しながら、2025年7月期には「大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜」でトリプル主演。初回視聴率9.7%、最終回8.7%と好調を維持し、2026年7月にはシーズン2もスタートした。バラエティの「相葉くん」から刑事ドラマの主役へ、5年間で見事な進化を遂げた。

櫻井翔——「言葉のプロ」として積み上げた信頼

日本テレビ「news zero」のキャスターとして、月曜日の夜に社会の出来事を伝え続けた5年間。2025年10月にはEXPO2025大阪・関西万博の閉幕式でメッセージを朗読するなど、社会的な場での存在感も増している。アイドルとしての表舞台から離れても、言葉への真摯な姿勢は変わらなかった。

「Five」——5年ぶりの新曲に込められた意味

2026年3月4日、嵐が約5年4ヶ月ぶりに新曲「Five」をデジタルリリース。オリコン週間ストリーミングランキングで初登場1位、週間再生数約1310万回を記録した。5人・5年間・「嵐」という5文字——すべてが重なったタイトルの曲は、派手な演出を超えて、ただ5人の声が届いた。

2026年ラストツアー、69万人との約束

「ARASHI LIVE TOUR 2026 “We are ARASHI”」は全国5大ドーム・全15公演で総動員約69万人を記録。2026年5月31日、東京ドームでのファイナルでは3時間・全33曲が披露された。大野智の「嵐はこれからも生き続けます」という言葉は、69万人の心の中に永遠に刻み込まれた。

まとめ

  • 嵐は2020年12月31日に活動休止、2026年5月31日に活動終了
  • 「Five」は2026年3月4日リリース、オリコン週間1位・約1310万再生を記録
  • 松本潤:「どうする家康」「19番目のカルテ」(初回11.4%)で俳優路線を確立
  • 二宮和也:「ブラックペアン シーズン2」最終回12.0%、アジア規模の人気に
  • 相葉雅紀:「大追跡」でシリーズ化成功、シーズン2も好調
  • 櫻井翔:「news zero」キャスターとして言葉の信頼を積み上げた
  • 大野智:宮古島での5年を経て、ラストライブで「守り切れた」と言い切った

5人は嵐として終わり、5人のまま輝き続けている。ラストライブから約3ヶ月が経った今も、それぞれのステージで届く彼らの言葉と笑顔が、その証明だ。

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