モンスターをぶっ飛ばすゲームのはずが、批評家スコアは87点。2026年3月発売の『モンスターハンターストーリーズ3 運命の双竜』が純粋なRPGとして絶賛されている。Switch 2・PS5・Steamで同時展開というこのスピンオフがなぜ評価されるのかを紐解く。
モンスターと戦うのではなく、モンスターと生きる
モンスターハンターといえば大型モンスターを追いかけて武器でぶん殴るアクションゲーム。しかしストーリーズは真逆を行く。主人公はモンスターと絆を結んで共に生きる「ライダー」。リオレウスやナルガクルガが「オトモン」として隣に立ち一緒に戦ってくれる。戦闘はターン制コマンドバトルで反射神経ではなく戦略を問う設計だ。ポケモンやドラクエが好きな人なら即座に馴染めるはずだ。
2016年から10年、スピンオフが歩んだ道
初代は2016年にニンテンドー3DS向けとして登場。アニメ化もされ根強いファン層を持つシリーズは、2021年にはNintendo Switch・PCで続編『モンスターハンターストーリーズ2 破滅の翼』を展開し国内外で好評を博した。
最新作『ストーリーズ3 運命の双竜』はSwitch 2・PS5・Steamのマルチプラットフォームで同日発売。シリーズ初のPS5対応で4Kビジュアルでモンスターたちの躍動感が際立つ仕上がりになっている。
Metacritic87点という数字の重み
Metacriticは世界各地のゲームメディアのレビュースコアを集計する批評サイト。スコア85以上は名作と称えられるタイトルが集まる水準だ。
『ストーリーズ3 運命の双竜』はPS5版でMetacritic87点を記録(2026年3月時点)。カプコン発RPGとして高い完成度が認められた結果だが、注目したいのはレビュアーたちが共通して評価する「物語の引力」だ。ライダーとオトモンの絆、「双竜」が示す謎めいたストーリーの強さが各媒体で評価されている。
本編モンハンが苦手な人ほど刺さる
「モンハンはやりたいけどアクションが難しそう」という理由でシリーズを敬遠してきた人に、ストーリーズはうってつけの入り口だ。ターン制バトルは時間をかけて考えられる。オトモンごとのタイプを把握して戦略を組み立てる楽しさはRPG好きにはすぐ馴染める感覚だ。
一方で本編ファンには別種の楽しさがある。普段ぶっ飛ばす相手のリオレウスが頼もしいバディとして隣に立つ体験はモンスターへの愛着が深いほど感情移入の深さが変わってくる。
Switch 2・PS5・Steamそれぞれのストアで購入可能。本編モンハンに踏み出せていないなら、ここからはじめてみるのも悪くない選択だ。


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