2026年2月20日、ソン・ハンビンの名前がK-POPの歴史に刻まれた。世界最大級のK-フェスティバル「KCON」が14年の歴史で初めてグローバルアンバサダーを設け、その一人目にZEROBASEONEのソン・ハンビンが選ばれたのだ。
デビューの場所が、大使の場所になった
「KCONはZEROBASEONEがグローバルファンの皆さんに初めてステージをお見せした、人生の転換点の一つです」——就任発表の際、ソン・ハンビンはそう語った。
KCONは2012年からCJ ENMが主催するK-カルチャーの祭典だ。K-POPはもちろん、Kビューティー・Kフード・Kコンテンツを一度に体感できる場として、毎年日本・アメリカほか複数の国で開催されてきた。その長い歴史の中でアンバサダー制度を設けたのは今回が初めて。最初の一人に選ばれたのが、かつてこのステージでデビューを飾ったグループのリーダーだというのは、できすぎたような、でも必然のような話だ。
「初代」に求められたもの
グローバルアンバサダーの役割は、K-POPだけに留まらない。Kビューティー・Kフード・Kコンテンツなど「韓国のカルチャー全体」のアイデンティティとコアバリューを世界に届けること。それがCJ ENMが定義した役割だ。
ソン・ハンビンがその初代に選ばれた理由は、いくつか思い当たる。MnetのM COUNTDOWNなどのMCとしての安定した進行力、そして何より、デビューアルバムから6作連続ミリオンセラーを記録し、第5世代K-POP初のアルバム累計販売数900万枚超を誇るグループのリーダーとして、すでにグローバルなファンベースを持っていること。アイドルとしての発信力と、MCとしての言語化能力——その両方が求められる役職に、彼はぴったりはまった。
変化の時期だから、意味がある
ZEROBASEONEは今、大きな転換期にある。3月13日から15日、ソウル・KSPO DOMEでのアンコールコンサートをもって、ジャン・ハオ・リッキー・キム・ギュビン・ハン・ユジンの4人が離脱。ソン・ハンビン・キム・ジウン・ソク・マシュー・キム・テレ・パク・ゴヌクの5人が「新生ZEROBASEONE」として歩み始めた。5月のカムバックを目指し、国内外の有力クリエイターとともに新譜を準備中だという。
グループの形が変わる。そのタイミングで、個人としてK-POPを代表する顔になる。二つのことが同時に起きているのが、今のソン・ハンビンだ。ファンにとっては不安と期待が入り混じる時期かもしれないが、このアンバサダー就任はハンビンの存在を世界に示す力強い宣言でもある。
幕張から、ロサンゼルスへ
2026年5月8日から10日、千葉・幕張メッセで開催されるKCON JAPAN 2026が、アンバサダーとしての最初のステージだ。新生ZEROBASEONEとしての出演も同時に発表されており、個人とグループ、両方の顔で臨む特別な三日間になる。さらに夏には、8月14日から16日のロサンゼルスでKCON LA 2026も待っている。2026年は、ソン・ハンビンにとってまさにグローバル元年だ。
デビューの舞台が、世界の舞台に変わった。その現場を目撃しに、幕張に会いに行きたい。


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